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執筆:南部 洋子(看護師)
監修:坂本 忍(医師、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ)
だれにでも体臭があります。しかし加齢臭という言い方は、いいニオイというイメージではありませんね。
少し前までは「オジサン」というイメージだった加齢臭、最近では若い女性からも臭うことがあるのだとか。
どうしていやな臭いが出てきてしまうのでしょうか。原因をシッカリと掴んで、予防法をおさえておきましょう!
加齢臭とはなに?
皮脂腺の中には脂肪酸がありますが、この脂肪酸と過酸化脂質が結びつくことによって、「ノネナール」という物質が生まれます。
これが「臭いの元」です。
40歳を過ぎると、酸化を抑制する力が下がってしまい、脂肪酸と過酸化脂質の分泌が増加するのです。
若い人は新陳代謝が盛んなため、体臭からノネナールはほとんど検出されません。ですから、このノネナールが加齢臭の源と思われます。
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