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執筆:青井 梨花(助産師・看護師)
監修:株式会社 とらうべ
鼻に黒いボツボツができるいちご鼻、「いちご」というと一見かわいらしい印象ですが、さまざまなケアを日々頑張っている方も多いでしょう。でも、もしかしたらそのケアが逆効果になっていることも。
この機会に一度、ケアを見直してみるのもひとつかもしれません。
間違ったケア、正しいケアについてみていきましょう。
いちご鼻の原因は?
鼻の毛穴に皮脂や古い角質が詰まり、それが酸化することで黒いブツブツにみえる鼻、いちごの細かいポツポツとした種に見立て、世間一般に「いちご鼻」とよばれています。
いちご鼻のおもな原因は、過剰な皮脂分泌と肌の代謝が滞ることで毛穴がつまることです。
皮膚の1番表面には皮脂膜があり、通常、肌から水分が逃げないように乾燥を防ぎ、また外部の刺激から肌を守る役割をしています。必要以上に皮脂を取ってしまうと、肌は肌内部の水分が逃げないように乾燥を防ぐため、さらに皮脂を分泌して肌を守ろうとするのです。
その結果、バランスが崩れて皮脂分泌が過剰になってしまいます。
また、肌は約28日周期でターンオーバーという新陳代謝により、古い角質が垢となってはがれ落ち、新しい皮膚へと生まれ変わっていきます。
この肌の代謝バランスがさまざまな理由で崩れることで、はがれ落ちるはずの古い角質がたまり、それが皮脂と合わさり角栓となって、毛穴に詰まるのです。
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