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「若さ」を左右する3つの年齢
見た目の印象は、その人の肉体の年齢を反映していると考えられます。
そして、肉体の年齢を左右する主な要因として「血管 年齢」「骨 年齢」「腸 年齢」を挙げることができます。それぞれ詳しくみていきます。
・血管年齢
コレステロールや中性脂肪、血糖などが多い状態が続くと動脈硬化が進行し、血管が老化します。硬くもろくなった血管は、栄養素や酸素を全身に送る力が弱まり、内臓や筋肉の衰えにつながります。
動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞の原因ともなるため、自力で生活できず、介護が必要になるリスクも高まります。血管の年齢は、全身の年齢と密接に関わっているのです。
・骨年齢
寝たきりの2大原因は脳血管疾患と骨折です。寝たきりを防ぐには、血管年齢とともに骨年齢も若く保つことが重要です。
骨が丈夫で、身体の活動レベルを高く保っている人は若々しい印象を与えます。
・腸年齢
加齢にともない腸内では、善玉菌よりも悪玉菌が優勢となります。便秘になりやすく、栄養素の吸収効率も下がるので老けた印象を与えることにつながります。また、免疫力の低下によって、感染症やがんなどのリスクも高まります。
3つの年齢を若くするには…
「血管」にはメガ3系脂肪酸
・青魚
・えごま油
・亜麻仁油
「骨」にはカルシウム
・小魚
・大豆製品
・乳製品
腸には食物繊維
・野菜
・海草
・きのこ
・豆製品
・乳酸菌を含む漬物
・味噌
・醤油
・ヨーグルト
もちろん「見た目」は表面的な情報に過ぎず、不確かで本質的でないものと考えられることもあります。
しかし、こと健康状態に関しては、無視できない指標のひとつではないでしょうか。適度な運動とバランスの良い食事で、「若々しい印象」と「健康」の二兎を追いたいものですね。
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