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執筆:Mocosuku編集部
厚生労働省の資料を見ると、日本における20代女性の喫煙率は平成元年(1989年)の段階では8.9%でしたが、平成9年(1997年)には21.3%まで増加し、その後はゆるやかに増減しながら、ここ数年は12~13%程度に落ち着いています。
一方、同じ世代の男性のデータを見てみると、平成元年では62.3%と6割以上の男性が喫煙をしていましたが、平成25年の時点では20代の男性の喫煙率は36.3%となっており、25年前と比べて喫煙者の割合が3分の2以下に減っていることがわかります。
そんななか、マッチアラーム株式会社が、20~30代の独身男女を対象に「タバコを吸う異性は恋愛対象になりますか?」という調査を実施しました。詳しくみてみましょう。
タバコを吸う女性はなぜNGなの?
本調査によると、「タバコを吸う異性は恋愛対象になりますか?」という上記の質問に対して、なんと半数以上(52.7%)の男性が「いいえ」と回答したそうです。その理由はさまざま。以下のようなものが挙りました。
<男性>
・「タバコが嫌いなので」(男性/30代後半/兵庫県)
・「臭いから」(男性/30代半ば/愛知県)
・「自分がタバコを吸わないので、できれば遠慮したい」(男性/20代後半/福岡県)
・「喫煙者はだらしがないと思う」(男性/30代前半/東京都)
・「自分がタバコ辞めたので、匂いとか気になってしまう。」(男性/20代半ば/東京都)
・「印象が良くない」(男性/20代後半/大阪府)
・「キスは無理ですね」(男性/30代前半/鹿児島県)
・「タバコは身体にも悪いし、吸ってない人までも不健康にしてほしくない」(男性/20代前半/神奈川県)
なかには「妊娠する人がタバコはよくない」という意見もありました。
これについては、女性の喫煙を「特に気にしない」と答えた人も「妊娠時はやめてほしい」とコメントしていることから、男性の間にも「喫煙が妊娠に与える影響」を心配する考えが浸透していることがわかります。
タバコのパッケージなどで厚労省が注意喚起していることからもわかるように、確かに女性の喫煙については「妊娠する能力」を低下させる可能性があるといわれており、特に妊娠中の喫煙は、胎児の成長が制限されたり、子宮外妊娠や自然流産をしたりするリスクが高くなることが指摘されています。
受動喫煙による乳幼児への健康被害が懸念されていることを考えると、「妊活」時は夫婦で一緒に禁煙をすることが、生まれてくる赤ちゃんのためにも必要なのかもしれません。
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