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不安障害による手の震えも
書痙(しょけい)
書痙とは、字を書こうとすると痙攣や不随意運動などで字を書くことができなくなる病気です。人前で記名をする時に、緊張して書きづらいことは誰でもありますが、書痙ではそれが著しくでて、書くことの障害になります。
手の震えは「神経内科」へ
軽度の場合は治療は必要ないことが多いのですが、ひどくなって生活に支障がでるならば薬剤があります。疾患がある場合は、その疾患の治療をすることでなくなってくるでしょう。
震えが気になるならば、神経内科を受診しましょう。他の薬剤を服用しているならば、持参して医師に見せましょう。
振戦だけをみていると、いろいろな疾患の可能性があるのため、震えのタイプを診て診断していきます。鑑別診断のために、脳のCTやMRIを撮影する必要があります。場合によっては血液検査の必要があります。
いずれの場合も、専門の医師に直接診せて診断してもらうことが大切です。
少しでも気になる症状がある場合、速やかに神経内科を受診しましょう。
<執筆者プロフィール>
南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師・株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー
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