“お水”の女性が「ガラガラ声」になる理由

Mocosuku(もこすく)
  • “お水”の女性が「ガラガラ声」になる理由

  • Mocosuku(もこすく)
医療資格者や専門家だけの記事を配信

“お水”の女性が「ガラガラ声」になる理由

公開日時
更新日時

 
執筆:南部 洋子(看護師)
監修:坂本 忍(医師、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ)
 
 
声がかすれてハスキーな状態になっている状態を、「酒焼け」したなどといいますよね。
 
酒焼けというと、スナックのママさんだとか居酒屋のおかみさんなどが、そのようなイメージで描かれることが多いですよね。
 
しかしそれはなぜでしょうか?
 
またそのガラガラ声は、本当にアルコールのせいなのでしょうか? 医学的な見地から分析してみます。
 

 

のどの構造と発声のメカニズム

 

ガラガラ声になることを「のどがかれる」と表現するように、のど(咽喉)は発声のための重要な役割を担っています。
 
まずはのどの構造について見ていきましょう。

 

咽頭(いんとう)は、口腔と食道の間を指し、ここには扁桃腺や耳管の開口部があります。咽頭の奥は食道と気管に枝分かれしており、この枝分かれした部分から気管までを喉頭(こうとう)と呼びます。
 
喉頭の上端には飲み込んだものが肺に向かわないように被せる「フタ」状の構造があり、これを喉頭蓋(こうとうがい)といいます。

 

喉頭は、喉頭蓋から気管までの間の部分で、男性だとのどぼとけが出ている部分です。
 
喉頭の枠組みは軟骨でできており、内部には2つのヒダ状の部分があり、上のヒダが仮声帯、下のヒダが声帯です。
 
この声帯・仮声帯が声を出す器官です。

 

声帯は喉頭の左右に付いているヒダで、カーテンのように中央が開閉します。肺から出る空気がこのヒダを通過する際に起こる振動が声になります。そして声帯の開閉は、喉頭軟骨および喉頭筋によって行われます。

 
 

<つづきを読む>

1 / 3 ページ

スポンサーリンク

先週よく読まれた記事

ヨガはどうしてカラダに良いの? 医学的に掘り下げてみよう

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 昨今のヨガブームにより、趣味としてヨガを楽しまれている方も多いのではないでしょうか。 「なんとなく健康に良さそう」というイメージの強いヨ...

不眠症ならぬ「過眠症」をご存じですか? 症状や原因とは

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ あなたは自分の睡眠に満足していますか? 睡眠の悩みと聞くと、多くの方が思い浮かべるのは「不眠症」でしょう。 しかし、「過眠症」で悩んでい...

朝起きたら首が… やっかいな「寝違え」の原因と治し方

執筆:南部 洋子(助産師・看護師・タッチケア公認講師) 医療監修:株式会社とらうべ 「朝起きたら首が痛い・・・寝違えたかも!?」 このような経験、どなたも一度はあるでしょう。 そもそも寝違えはどうして...

冷え対策に、「温活」をはじめよう!

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 婚活、妊活、終活など、最近は「〇活」というコトバがよく使われています。 「温活」もそのうちのひとつで、今や書籍やインターネットなどあちこ...

「失神」と「睡眠」の違い どこに注目すればいい?

執筆:南部 洋子(看護師) 監修:坂本 忍(医師、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ) 「失神」と「睡眠」の違い、見た目ではなにがどう違うのか、わかりませんよね。 例えば、飲み会...

つった! 寝ていたら足がつるのはどうして?対処法は?

執筆:山村 真子(看護師・西東京糖尿病療養指導士) 夜寝ている時、突然足がつってしまい、激痛で目が覚めた! そんな経験をされた方、いらっしゃいませんか? 突然起こる足のつり。どうしてこのようなことが起...

働く人に増えている「適応障害」 原因となる3つのパターン

執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター) 医療監修:株式会社とらうべ 環境にうまくなじめないことから、落ち込んだり、意欲や自信を喪失したり、イライラして怒りっぽくなったり、体調面が悪くなったり、場合...

【アルコール】新着記事

風が吹いただけでも痛い「痛風」 今から予防できること

執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 突然足の親指の付け根などの関節が赤く腫れ、激しい痛みに襲われるのが「痛風」の特徴です。 これは発作的に起こる症状で「痛風発作」ともいいま...

2018/06/01 18:30掲載

いつもと違う二日酔いはメタノールが原因? 原因別に対策を

執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 楽しいお酒の席…しかし、飲み過ぎにつきものの「二日酔い」になるとやっかいです。 飲み過ぎが原因になると知りつつ、ついつい深酒をして辛い症...

2018/02/04 18:30掲載

お酒はよく飲むけど顔は真っ赤に。 お酒に強いの?弱いの?

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ お酒を飲むと、顔が赤くなる人がいますよね。 顔が赤くなるとお酒が弱い、というイメージがありますが、なかには顔が真っ赤になりつつ、延々とお...

2018/01/07 18:30掲載

日々飲酒のアナタは要チェック! アルコールのカロリーを知ろう

執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 日々の晩酌がなによりの楽しみ、というアナタ。 ダイエットと飲酒の関係…ちょっと気になりますよね。 「お酒はエンプティカロリー」といわれる...

2018/01/01 18:30掲載

適度のお酒は健康に良い!? お酒のカラダに良いところ

執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 師走を迎え、もうすぐ今年も終わりが近づいてきました。 忘年会や年末年始のイベントで飲酒の機会も多いことでしょう。 昨今の健康ブームから、...

2017/12/14 18:30掲載

お酒の飲みすぎでお腹を下す?「アルコールと下痢」の関係

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ お酒を飲みすぎて、頭痛や吐き気などの症状が現われる方は多いと思います。 また、下痢などの症状が出た、という方もいるのではないでしょうか。...

2017/11/10 18:30掲載