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ドライアイの予防
涙の量と質を保って目の健康を守るためには、目の乾燥を防ぐことが大切です。
エアコンは直接当たらないようにし、加湿器を置くなどして室内環境を整えます。
パソコンを長時間使う人は、画面を上から見下ろすように椅子を高くする、まばたきの回数が減らないように1~2時間おきに目を休めるなどの工夫をしてください。作業中は、濡れたガーゼマスクをすると、吐き出す息で目が潤う効果があると言われています。
またソフトコンタクトレンズ使用者は、ドライアイのリスクが高まります。ソフトコンタクトは水分で形状を保つため、目の水分がコンタクトレンズに奪われて目が乾燥しやすくなります。そのため、含水率の少ないレンズ選ぶのがよいでしょう。
ドライアイは、目の病気です。
また「シェーグレン症候群など、ほかの病気の症状としても起きている可能性もあります。「目が乾くくらいで」と思わずに、症状に心当たりがある方は、早めに眼科を受診するようにしましょう。
<執筆者プロフィール>
井上 愛子(いのうえ・あいこ)
保健師・助産師・看護師・保育士。株式会社とらうべ社員、産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
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