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執筆:井上 愛子(保健師)
「いつものように目の中に入れたはずなのに、なんか今日は目が痛い!」
コンタクトレンズユーザーであれば、このような経験が一度はあるのではないでしょうか?
最近では、視力が悪くなくても、いわゆるカラコン(カラーコンタクト)などを使っている人も増えてきています。
今や日常生活に欠かすことのできないコンタクトレンズと大事な目のことについて、改めて学んでいきましょう。
コンタクトをつけるということは…
いわゆる黒目部分を「角膜」、白目部分を「結膜」と呼びます。
角膜は、次の3層から成り立っています。
上皮:最表面で細菌やウイルスの侵入を防ぐバリア機能である
実質:角膜の大半を占めていて外からの光を屈折させる
内皮:角膜内の水分を適切に保つポンプ機能を持っている
このうち、目の最表面で直接外界に触れている上皮は非常に敏感で傷つきやすく、肌の数百倍も痛みを感じやすいといわれています。
コンタクトレンズは、このように繊細な角膜の上にのせるものです。
つまり、レンズユーザーはこの敏感な部分に触れながら、レンズをつけたり外したりを繰り返しているということになるのです。
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