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痛みは目からのSOS
レンズの着脱、レンズの汚れ、目を覆うことによる酸素不足などは、知らずしらずのうちに目の負担になっています。
そのため目に特別悪いことをした記憶がなくても、日常から傷がつくリスクがあるのです。
ただし、角膜上皮は再生能力がとても高く、小さな傷であれば数日もすれば元に戻るのが一般的です。このとき、痛みがあるにも関わらずレンズを使い続けると、回復が妨げられ、症状が悪化する恐れが高まります。
角膜上皮の下の層である実質にまで症状が進むと、視力低下の可能性があるだけでなく、最悪の場合は「失明」といったことにもなりかねません。
違和感や痛みがあるときは、目からのSOSだと思って、しっかり目を休めましょう。
角膜を傷つけないためには
角膜を傷つけないためには、目を乾燥から守ることが重要です。
涙は角膜とレンズの間で、クッションの役割を果たしています。涙の量が少なくなるとレンズによる刺激を受けやすくなります。
また角膜には透明性を維持するため血管が通っていません。そのため、血管ではなく涙から栄養補給し、大気中から酸素を取り込んで必要なエネルギーを得ています。
ですから、涙はとても重要な働きをしているのです。
コンタクトレンズをしていると、目が乾燥しやすくなります。人口涙液などの目薬を使うなどして、乾燥しないように気をつけましょう。
また、1日使い捨てではないレンズを使用している人は、レンズの汚れで目に負担をかけないように、使用しているケア剤に合わせて、正しいケアを行うことも大切です。
そして、装用前にはレンズに異状がないかよく確認してから目に入れましょう。
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