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執筆:磯部 尚美(JAMHA認定ハーバルセラピスト)
風が冷たく感じられる季節になりました。
空気の乾燥が進むと、お肌のカサつきで悩む人は多いはず。まさに枯れ肌……その状態は夏とはまるで違います。
とはいえ、今の状態は夏に受けた紫外線のダメージの影響もあります。
紫外線はシミだけでなく、カサつきやくすみ、シワ、たるみの原因にもなるので、秋冬の乾燥とダブルパンチで、悪化してしまうのは避けたいもの。
お肌の水分蒸発を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?
今回は乾燥対策のコツや、おすすめの植物オイルなどについてご紹介していきましょう。
皮脂膜は皮膚のガードマン
私たちの皮膚の表面は、汗腺や皮脂腺から分泌される皮脂膜で覆われ保護されています。
弱酸性の皮脂膜は皮膚の水分蒸発を防ぎ、細菌感染からも守ってくれる優れた天然のクリームなのです。
また角質層では、天然保湿成分(NMF)や細胞間脂質(セラミド)が水分をはさみこみ、お肌の潤いをキープしています。
皮脂膜がうまく機能していないと角質層の水分蒸発も招いてしまうため、さらにカサカサに。
生まれつき備わった皮膚の防御システムともいえる皮脂膜。洗いすぎや刺激の強い洗顔料によっても、この皮膚のバリアを壊してしまう可能性があるので注意したいですね。
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