「女子力」についてマジメに考えてみる

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「女子力」についてマジメに考えてみる

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女として生まれるのはいつか

 
「女子力」という言葉に決まった定義はありませんが、「女」であることの定義はあります。
 
性別がいつ決まるのか、話はあなたが“オギャー”とこの世に産まれ出てくる前にさかのぼります。遺伝子的に、性別は受精の段階でその子が男になるのか女になるのか、決まっているのです。
 
受精卵は、男性(精子)と女性(卵子)がそれぞれ23本の染色体を持ち寄っています。そして46本の染色体のうち、2つの染色体の組み合わせがXXであれば女、XYであれば男というわけですね。
 
妊娠6週目から生殖器がつくられ始め、安定期の16週頃にはほとんどの臓器が完成し、生殖器(膣、子宮、卵管、卵巣)もつくられます。
 
身体が女として生まれても男として生まれても、赤ちゃんのうちは同じようにカワイイものですよね。それが、成長するにつれて外見や身体の機能に男女の差が出てきます。
 
とくに大きな分かれ目は思春期、男女で身体つきも変わり月経が始まります。
 
 

女らしさをつくるものとは

 
さて、身体だけでなく嗜好や性格、考え方やあり方にも男女の差が影響していると考えられてきました。
 
たとえば色の好みについて、「女の子はピンクが好き」「男の子は青が好き」、遊び方も「女の子はおままごと」「男の子は戦隊ごっこ」、女性は「おしとやかに」男性は「たくましく」といった具合です。
 
このような「らしさ」は、ジェンダーといって社会的な性別です。
 
家族、学校、仕事など様々なコミュニティや、恋愛、結婚、医療健康面、マーケティングなどのいろんな場面において、男女の違いを意識しないことはないでしょう。
 
「女らしさ」に現れるジェンダーは、コミュニティの文化や背景の影響をうけてつくられます。
 
一方で、最近ではこういったジェンダーにとらわれないあり方が強調されてきている面もあります。
 
言葉にしても「女性(男性)だから」と思われていたことへ反するかのように「女性(男性)“なのに”○○」というギャップを表す「○○女子(男子)」という言葉が浮き上がります。
 
たとえば「肉食系女子」「理系女子(リケジョ)」「土木系女子(ドボジョ)」「草食系男子」「スイーツ男子」などです。
 
 

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