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あっ、目ヤニ。 目ヤニは何でできている?

公開日時

 
執筆:井上 愛子(保健師、看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
 
 

朝起きたら目のまわりが目ヤニでカピカピ!
 
そんな経験をしたことはありませんか?
 

自然に出る目ヤニは問題ありませんが、目の病気で出る目ヤニもあります。

 
今回は目ヤニがなぜ出るのか、また隠れている可能性がある目の病気について、詳しく解説していきましょう。
 

 

目ヤニは何でできている?目ヤニはどうして出るの?

 
目ヤニは、誰しもが出る自然な分泌物です。
 
目の「角膜(目の黒目の部分を覆う膜)」や「結膜(白目と、上下のまぶたの裏を覆う膜)」が剥がれ落ちた古い細胞などが含まれます。言わば皮膚の垢のようなものです。

 
また、まばたきをスムーズにするために、まぶたの裏から、粘り気のある分泌物が出ています。
 
目にゴミやウィルスなどの異物が入ったとき、この分泌物に異物をくるんで目ヤニとして外に出すという、身体の自然な防御反応でもあります。
 
つまり、目ヤニとは、黒目や白目、まぶたの裏側から出た古い細胞や、目に入った異物でできている、ということです。
 
朝起きて、目ヤニが出るのは、まったく普通のことです。
 
私たちの目と鼻は、「鼻涙管(目頭にある小さな穴と、鼻の奥をつなぐ細い管)」でつながっています。起きている時はまばたきをすることで、目ヤニが涙と一緒に鼻涙管を通り、鼻垢となって身体の外に出ています。
 
一方で、寝ている時はまばたきをしないので、目ヤニが鼻涙管に流れません。
 
ですから、起きて目ヤニが多いのは当然のことなのです。
 
 

注意したい目ヤニって?

 
注意したいのは、細菌やウィルスによる目の炎症で出る目ヤニです。
 
症状が進むと結膜炎を起こすことがあり、視力に影響が出てしまうこともあります。次の症状が当てはまるときは、細菌やウィルスに感染している可能性があるので、注意が必要です。

 

1.目ヤニが膿のようにネバネバ、ドロドロしている、目ヤニの色が黄緑色をしている

ウィルスや細菌が原因の場合、目ヤニはドロドロとしていて、黄色や黄緑色をしていることが多いです。この膿のような目ヤニは、目の炎症を表しています。

 
 

2.目ヤニの量が多いことが続く

異物が目に入ると、目を守ろうといつもより多くの目ヤニが出ます。ゴミなど、一時的な異物であればすぐに治まりますが、ウィルスや細菌が入った場合は、目ヤニが多く、長く続きます。
 
花粉症などのアレルギー症状でも量は多くなりますが、サラサラしていることが多く、花粉症治療などで原因がなくなれば、目ヤニも治まります。
 
 

3.結膜が充血している

目が充血している場合、結膜が炎症を起こしていることが考えられます。
 
結膜炎自体が視力に影響することは、ほとんどないようです。しかし、結膜炎に新たな原因が重なった時、視力に影響することがあります。
 
結膜炎になると、本来は備えてある身体の防御反応がうまく働かず、新たな細菌やウィルスに感染しやすくなります。これを「混合感染」といいます。
 
混合感染があると、角膜が濁ったり、薄くなることがあり、視力に影響が出ます。場合によって、角膜に穴が開くこともあり、失明につながることもあります。
 
とくに、細菌が原因である場合は人にうつりませんが、ウィルスが原因で起こった結膜炎は、人にうつってしまいます。
 
細菌であれウィルスであれ、結膜が充血している、目がゴロゴロする、黄色や黄緑色の目ヤニが出やすい、といった症状があります。
 
ウィルスが原因の結膜炎の方が、より症状が強く出る傾向があります。

 

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