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把握していますか?月経周期や出血持続日数
また、自分の月経周期や出血持続日数が正常範囲なのかどうか知っておくことも、健康のバロメーターのひとつです。
月経がはじまった日を月経周期1日目とすると、14日目ほどで排卵がおき、排卵後、通常は12~16日で次の月経となります。
このことから、月経周期の正常範囲の目安は、およそ25~38日となります。
この目安より、短かったり、または長かったりする場合は、生理周期の異常として次のように分類されます。
頻発月経
毎回の月経が24日以内にくる場合
希発月経
毎回の月経が39日以上空くが、3か月以内に次の月経はくる場合
不整周期月経
周期が長かったり短かったり、毎回バラバラな場合
続発性無月経
それまであった月経がなくなって、3か月以上こない場合
また、出血持続日数は、通常3~7日間(平均5日間)ですが、月経期間が長かったり短かったりする場合、次のように分類されます。
過短月経
月経期間が2日以内
過長月経
月経が8日以上、長く続く
女性のカラダは、人間関係や環境の変化などのストレス、急激なダイエットや過度な運動、不摂生などに反応しやすく、ホルモンバランスが乱れやすいものです。
ですから、精神的・身体的状況によって生理周期が多少ズレることはあります。
ただ、そのズレが長引き、継続的である場合、将来、不妊となる可能性を生んだり、子宮や卵巣などに女性特有の病気が潜んでいた…というケースもあります。
ですから、自分の月経周期や持続日数を普段から把握しておいて、いつもと比べてズレや変化が激しい、間隔が長期にわたる(とくに3か月以上)ということがあるようなら、婦人科で一度、検査を受けてみた方がよいでしょう。
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