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執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
疲れてだるく感じる「倦怠感」。
家事や仕事に追われて、気づかないうちに疲労がたまっていたり、転居やノルマなどで精神的緊張が続いたストレスで起こっているなら、充分に休めば回復するでしょう。
しかし、休んでも消えないなら何か病気が隠れているのかもしれません。
倦怠感とは?:そのおもな症状
人によって感じ方や表れかたには差があっても、倦怠感はおもに次のような状態を呈します。
全身のだるさ
手足を動かすのもつらい時もあります。
眠れていない時のような疲れ
頭の奥が痛むような疲れを感じる人もいます。頭痛をともなうこともあります。
身体の凝り
肩や腰が凝って、岩でも背負っているような疲れを感じる場合もあります。
なにもやる気がしない
することがあるのにやる気がでず、ぼんやり過ごすことも。
のぼせたような、ボーっとした感じ
ちょっと何かすると、すごく疲れる
自律神経の乱れからくる倦怠感の特徴です。
倦怠感をひき起こす4つの原因
武田薬品の「タケダ健康サイト」によると、倦怠感の「日常生活から考えられる原因」には、主なものとして4つの原因が挙げられています。
・過労や睡眠不足、不規則な生活
・精神的なストレスの蓄積
・偏った食事で栄養バランスが乱れる:とくにビタミンB群や鉄分の不足が特筆されます。
・原因となる疾患があること
(参考:http://takeda-kenko.jp/navi/navi.php?key=darusaによる)
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