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執筆:影向 美樹(歯科医師)
生まれたばかりの赤ちゃんの口の中に虫歯菌は存在していません。
それでは虫歯菌がどこから入ってくるのでしょう。
それは赤ちゃんの周りにいる大人たちの口からです。
歯が生えそろう3歳までにこの虫歯菌の侵入を防ぐことは、長い目で見た虫歯予防としてとても効果的。
今回は虫歯菌に感染しやすい時期やその予防法などご紹介していきます。
口の中の虫歯菌の量は3歳頃に決まる
私たちの口の中には様々な種類の細菌が存在しています。
そして細菌の種類や割合は人によって異なっています。
生まれて間もない赤ちゃんには虫歯菌は存在していません。しかし生まれて以降、外部から虫歯菌が口の中に入ることで、虫歯菌に感染していきます。
この感染の機会が多いほど、口の中の虫歯菌の数も増えていきます。
そして3歳頃に口の中の細菌の割合が決まってしまうと、以後もそのバランスを保ったまま成長していきます。
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