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感染予防に取り組むには周囲の理解が必要
「感染の窓」の期間(生後19か月から31か月)にできるだけ虫歯菌の感染を予防するならば、まず食事の時に大人と子供の使う皿や箸を分けるほうがよいでしょう。
また大人が使った箸で子供に食事を与えたり、大人の皿に入った食べ物を子供に与えるのも控えたほうがよいです。
これらを実践するためには周囲の理解が必要です。ともに食事をする機会の多い祖父母や親せきなどには特に必要でしょう。
そのような理解を得られないまま無理に強行し、結果として家族間の軋轢を生むケースもみられます。
虫歯を予防する方法は他にもある
もし家族の協力が得られない場合は、他の方法で虫歯予防に取り組みましょう。
正しい歯磨きの習慣を身につけさせる
虫歯予防の基本は歯磨きです。虫歯のできやすくなる3歳までに、毎食後歯磨きをする習慣を身につけさせます。
また小さな子供だけでは十分に汚れは落とせないため、毎回必ず大人の方が仕上げ磨きをしてあげてください。
食生活を見直す
3歳ごろに虫歯になる子供の多くは食生活に問題があります。
具体的には食べたい時に食べたいものを好きなだけ食べるような生活です。子供の虫歯の原因のほとんどがこの「ダラダラ食べ」です。
もし心当たりがあるのであれば、このような食生活は今すぐに見直すべきでしょう。
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