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目の病気以外でも充血が起きる
高血圧や動脈硬化など、血管に関わる疾患の場合は、目の血管にも障害が出ます。
たとえば、高血圧や糖尿病では、目の出血が起こります。結膜の血管が破れて結膜の下に出た血液が溜まった状態で、「結膜下出血」といいます。
白目が真っ赤になるので、見た目は充血に似ていますが、結膜下出血と充血は区別されています。
出血は、1~2週間続きます。
白目が部分的に真っ赤になるので驚く人も多いのですが、自然に吸収されますので放っておいても構いません。
繰り返し起こる場合は、内科を受診して相談しましょう。
解消法はゆっくりと休める
パソコンなどのデスクワークなど、目を酷使したあとに充血した場合は、疲れによって充血が起きていると考えられますので、その後ゆっくり眼を休めれば、解消することがほとんどです。
けれども、症状がなかなか治まらないときや、違和感やかゆみ、目やになど、充血以外の症状を伴う場合には、眼科を受診しましょう。
充血の原因はさまざまですので、原因に合わせた治療を行う必要があります。
<執筆者プロフィール>
吉村 佑奈(よしむら・ゆうな)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。某病院での看護業務を経て、現在は産業保健(働く人の健康管理)を担当
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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