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執筆:吉村 佑奈(保健師、看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
夕方になると足がむくんでしまう、靴がきつくなる、ブーツのチャックが上がらない、といった経験はありませんか?
足のむくみは女性によく見られる症状のひとつです。
しかし、なぜむくみが起きるのでしょう?
今回はむくみについて、詳しく説明していきましょう。
むくみとは?
「むくみ」は専門用語で「浮腫(ふしゅ)」といいます。
浮腫とは、皮膚の下にある「皮下組織(ひかそしき)」に水がたまった状態です。
何らかの原因で血管内の水分である「血漿(けっしょう)」が血管やリンパ管の外に漏れ出て「組織液(そしきえき:細胞を取り囲んでいる液体で、細胞と細胞の間で栄養分や酸素と老廃物の交換を行う)」が増えます。
血漿成分が血液内に戻らず、細胞と細胞の間に余分な水分が溜まった結果、浮腫が起こります。
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