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プチ断食のメリット
プチ断食には、脂肪燃焼効果、腸内環境改善効果、デトックス効果などがあります。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
脂肪燃焼効果
プチ断食によって摂取エネルギーが減ると、脂肪が分解されて脳や身体を動かすためのエネルギーが作り出されるようになります。
具体的には、血中のケトン体が上昇します。
ケトン体は脂肪を分解すると産生されるもので、飢餓状態のときに生き抜くために使われるものです。
腸内環境改善効果
お腹がすくと、胃や腸が激しく収縮する強収縮が起こります。空腹時にグーグーとお腹が鳴るのはこのためです。
強収縮が起こると、胃腸に残った食べ物のかすや細胞の死骸などが体外に出されるため、胃腸がきれいになります。
プチ断食をすることで、空腹期の収縮が促進されるので、腸内に長時間たまった便が排泄され、便秘の解消や腸内環境の改善につながります。
デトックス効果
プチ断食をすると、脂肪の分解が進みます。
脂肪が分解されることで、蓄積された有害物質も血液内に染み出し、肝臓や腎臓を通って、体外へ排出されます。
プチ断食の2日目は、水分しか摂取しないので、体内の血液の循環が良くなり、スムーズに排泄されやすくなります。
プチ断食のデメリット
プチ断食にはデメリットもあります。詳しく見ていきましょう。
リバウンドしやすい
プチ断食のやり方を間違えると、リバウンドをしやすくなります。
リバウンドをしやすいかは、プチ断食3日目の回復食の摂り方によって変わります。
回復食の内容をいきなり普通の食事の量や内容にすると、飢餓状態になった身体が一気に栄養素を吸収してしまい、リバウンドにつながります。
3日間以上続けると危険
プチ断食を行うと、血液中のケトン体という物質が増えます。食事からの摂取カロリーが減ることによって脂肪を分解してケトン体を産生し、脳でのエネルギー源になります。
脂肪の分解が進むことはよいですが、ケトン体が多くなると、身体が酸性に傾きます。
酸性が強くなることで意識障害がおこる危険があります。
また、脂肪の分解と同時に、筋肉の分解も進みます。長期に渡ってプチ断食をすることで、筋肉が落ち、代謝が低下することにもつながります。
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