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大腸がんを予防するために…
それでは、定期的な検診のほか、大腸がんを予防するには、日常でどのような点に気をつければよいのでしょうか。
まず、がん全般の予防という観点からいうと、バランスの良い食事、節度を守ったアルコールの摂取、禁煙、適正体重の維持などが挙げられます。
また、排便のリズムを整えて、老廃物を溜め込まず腸内環境を良好に保つことも大切です。
とくに大腸がんの予防には、食物繊維の摂取が効果的であると認められています。
食物繊維をしっかり摂れるバランスの良い食事を心がけ、加えて適度な運動を継続する、ストレスを溜めない、といった点を生活の中で意識しましょう。
運動は大腸がんのリスクを下げるとされ、研究でも明らかになっています。
ウォーキングなど軽い運動でも効果があると言われていますので、毎日少しずつの積み重ねが、大腸がん予防、ひいては健康維持の鍵となります。
<執筆者プロフィール>
井上 愛子(いのうえ・あいこ)
保健師・助産師・看護師。株式会社とらうべ社員、産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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