(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
舌の汚れ の背景に大きな病気が潜んでいる可能性があります。先日、「舌表面の汚れ(舌苔)の付着面積が大きい人は、アセトアルデヒドの濃度が高い」と岡山大学が発表しました。口の中のアセトアルデヒドは、口や喉のがんの原因になると言われています。つまり、舌苔とガンとが関連している可能性のあることが発表されました。
舌苔の状態とケアを知って、がんのリスクにも備えましょう。
舌苔(ぜったい)とは何なの?どうしてできるの?
自分の舌がどんな色で、どんな状態かを見たことはありますか?朝、歯を磨くときにでも舌を見ることを習慣化すると良いかもしれません。
舌苔とは、舌の表面が、白色、黄褐色または黒色の苔状になることをいいます。舌の表面にある突起や、隙間に付着した食べカスや剥がれ落ちた粘膜細胞などのかたまりに、細菌が繁殖してうっすらと色が着いたのが舌苔です。
健康な状態だと、舌全体が薄いピンク色で、舌先と縁を除いた部分に、舌苔がうっすらと白く付いています。適度な量の舌苔は、水分の保持と健全な細菌の層を築いて、細胞や味蕾を保護してくれています。
スポンサーリンク