(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
妊娠したかもしれない…と思っている人にとって気になる「 妊娠超初期 」の症状、見極めの難しい生理と着床出血の違い、妊娠超初期の過ごし方について説明します。
目が疲れている人、ご多忙な方向けにテキストを音声化して掲載しますので、お気軽に聞き流してみてください。(テキストをソフトで音声化しておりますので、ナレーションがぎごちないですが、今後改善をしていきますので、ご容赦ください)
そもそも「妊娠超初期」って?
もし、排卵後に受精していれば、生理予定日の1週間ほど前には、受精卵は分割を繰り返しながら、卵管から子宮内に移動します。
そして子宮内膜に着床することで、妊娠の成立となります。
日本では、妊娠週を数える場合、最後の月経開始日を妊娠「0週0日」とします。
そのため、着床して妊娠が成立する頃は、すでに妊娠三週目とカウントします。
妊娠の成立後、妊娠を継続するために、hCG(=ヒトじゅう毛性ゴナドトロピン)の分泌が始まりますが、分泌量が増えてくる妊娠4~5週以降、すなわち、次回の生理予定開始日一週間以降になると、尿にもhCGが排泄されるので、市販されている妊娠検査薬で確認できます。
このように、妊娠検査薬で検査できるかできないか位の極めて妊娠初期の状態を、一般に「妊娠超初期」と呼んでいます。
妊娠4週~15週(妊娠2か月~4か月)までは「妊娠初期」といいます。
この頃、つわり等、種々の妊娠初期症状を自覚する方が多いですね。
でもこの時期より前、いわゆる妊娠超初期の時期に「もしかしてこの症状って妊娠?」と感じる人も中にはいるようです。
どれ位の人が妊娠超初期を感じている?
マイナビウーマンが2015年10月に22歳~39歳の働く女性対象126名に行ったウェブアンケートによると、約36%の人が妊娠超初期症状を自覚していました。より大きな母集団への調査を行わないと一般化は難しいのですが、少なくともこの調査結果では、4割近くの人がかなり早い時期に、体調の異変から妊娠した事を自覚していたということになります。
多くの人はどんな事で悩んでいる?
ヤフー知恵袋で「妊娠超初期」の検索結果は、6000以上。多くの人が、「妊娠超初期」についての質問を寄せている事がわかります。また内容としては、「望まない妊娠をしてしまったかもしれない…」「妊娠したいのだが、本当に妊娠できたのか」という切実な思いからの投稿が多いのが特徴です。またもう一点重要な事として、妊娠超初期についての情報は、ネット上にも非常に沢山存在していますが、どれが信頼出来て、どれが誤った情報なのか分からず、悩んでいる人が多いという現実も浮き彫りになっています。では、こういった情報ニーズに応えられるよう、妊娠超初期症状から見ていく事にしましょう。
スポンサーリンク