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執筆:Mocosuku編集部
「和食」は世界文化遺産に登録され、世界中から支持されています。
しかし、日本は高度経済成長以降、食が欧米化に傾き、和食離れが懸念されているのも事実。日本人誰もが和食を理解しているかというと、「Yes!」と言えないのが現状です。
日本人なら一度は食べたことがあって、家庭に必ず置いてありそうな一般的な食材でも、世界ではまだまだ知られていない食品もあります。
日本の基本調味料「さ・し・す・せ・そ」、この中の発酵食品は「す・せ・そ」です。
「す」は酢、「せ」は醤油(せうゆ)、「そ」は味噌。
基本調味料ではありませんが、和食に欠かせない「だし」の素材にも発酵食品が使われているのです。
その素材、じつはあることでギネスにも登録されたのです。
何だと思いますか?
ギネスに登録! それは世界一硬い食べ物
日本人に独特の味覚「うま味」は、だしの文化で発見されたと言われています。グルタミン酸、イノシン酸、グアニン酸が代表的です。素材に使われるのは、主に昆布、かつお節、干ししいたけなど。そのうち「かつお節」は、世界一硬い食べ物としてギネスに登録されました。
さらに、あまり日本人でも知らない人がいるかもしれませんが、かつお節は発酵食品でもあります。
かつお節は乾燥で硬くなっていると思われていますが、味噌、醤油、清酒と同じように麹カビによって発酵して硬くなっています。漢字で「魚」へんに「堅い」(鰹)だけありますね。
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