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アラサーのくも膜下出血 には注意が必要です。
ピン芸人の相原慎吾さん(31歳)が、くも膜下出血のため8月13日に亡くなりました。亡くなる数時間前までTwitterでつぶやいていた相原さん。まだまだこれから先が楽しみだった相原さんの突然の死に、驚きを隠せない人も多いようです。
若すぎる相原さんを突然襲った「くも膜下出血」とはいったいどんな病気なのでしょうか?
突然死のうち6.6%が該当…「くも膜下出血」とは
くも膜下出血は、脳の表面をおおっている「くも膜」の下に出血が起こった状態のことを言います。原因のほとんどは、「脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)」という脳の血管のふくらみが破裂すること。
頭部外傷によってくも膜下出血を起こすこともありますが、多くはこの脳動脈瘤が原因となる非外傷性くも膜下出血です。脳動脈瘤が膨らんでしまう要因はさまざまあり、くも膜下出血の具体的な原因はまだ明らかになっていません。一般的には、先天的に動脈分岐部の壁に弱い部分があり、加齢や動脈硬化、高血圧などが加わってくも膜下出血がおこると考えられています。
突然死のうち6.6%がくも膜下出血に該当すると言われています。男性よりも女性のほうが多く、50~60代で発症しやすいのが特徴です。また、一度起こると再発しやすく、予防が必要です。
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