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執筆:Mocosuku編集部
監修:坂本 忍(医学博士 公認スポーツドクター・日本オリンピック委員会強化スタッフ)
今回は、吐血の原因と対処法 についてご紹介します。
人が口から血を吐くとき、体ではどんな異変が起きているのでしょうか。この機会に詳しく見ていきたいと思います。
吐血の原因と対処法:死に直結も
「ゴホッ、ゴホッ……(手のひらに)血、血が!」
ドラマや映画でよくあるシーンですが、口から血を吐くというのは見た目にもショッキングです。
「体内で相当まずいことが起きているのか?」と考えてしまいますが、実際、吐血は何らかの病気が進行している場合が多く、大量の吐血は死に直結する恐れもあります。
吐血とよく似た現象に喀血(かっけつ)があります。
吐血と喀血の違いは、吐血は胃や十二指腸、食道からの出血が口から吐き出されるのに対し、喀血は、肺や気道からの出血が痰(たん)などとともに出てきます。喀血の場合は、主に結核と肺がんが疑われます。
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