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執筆:井澤佑治(ライター)
監修:岡本良平 医師(東京医科歯科大学名誉教授)
胸式呼吸と腹式呼吸 のやり方や効果を知っていますか?
猛暑や不規則な休み中の生活習慣の影響から、「カラダが重い」「ダルい」「やる気が出ない」といった症状があらわれがちです。
ここでは、日ごろ私が体操指導で使っている2つの対照的な「呼吸法」についてご紹介します。少しでも夏の疲れをやわらげて、秋を楽しむ準備に入りましょう。
胸式呼吸と腹式呼吸 :自律神経を自覚的にコントロール
心臓が動いたり呼吸したり、食べ物を消化したり汗をかいたり…。人の身体は意識しなくても24時間活動をしています。
これらを動かしているのが自律神経です。疲れが溜まるなどして心身が不調になっているときは、自律神経が乱れていることがよくあります。
この自律神経の働きを唯一自覚的にコントロールできるのが「呼吸」です。
よく、疲れたり、緊張したりしたときに「息があがる」「呼吸が乱れる」などといいますが、これは逆にいえば、意識して呼吸をコントロールすることで、緊張や疲れを緩和できるということでもあります。
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