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執筆:南部 洋子(看護師)
監修:坂本 忍(医師・公認スポーツドクター・日本オリンピック委員会強化スタッフ)
「冷えは万病の元である」という言葉は、本当でしょうか?
人間の体は、36.5℃前後に保たれていて、それがもっとも活発に活動できる温度です。
しかし最近は低体温の人が増えているようです。その原因は食生活の乱れだといわれています。
低体温であることは身体へどのような影響を及ぼすのでしょうか?また、低体温の人は、病気になりやすいのでしょうか?
ご一緒に詳しく見ていきましょう。
日本人の平熱は36.5~37.1℃
体温とは、体の新陳代謝によってつくられた熱のことをいいます。
これは、心臓から送り出されるときの大動脈を流れる血液の温度です。熱は、内臓と筋肉から作られますが、血液を通して全身に運ばれます。
日本人の体温の平熱は、平均36.5~37.1℃とされており、1日のうちの体温変化は、ほぼ1℃以内におさまります。
体温が上がれば汗をかくことで熱を発散させて体温を下げ、寒くて体温が下がれば体の筋肉を震わせて体温を上げようとしています。
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