(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
執筆・監修:株式会社 とらうべ
生理中の体調不良や、生理周期によって起こる体調の変化は、 生理トラブル といっても良いでしょう。
ある程度生理周期が一定であれば、そろそろこんなことが起こるかも?という予測もできるのではないでしょうか。
ここでは、下腹部痛、頭痛・腰痛、眠気が強くなる、寝つきが悪い、刺激過敏性、不安や憂鬱、気分の波、乳房の痛みや張りなどの生理に関するトラブルについてみてみましょう。
生理トラブル :生理中の下腹部痛
生理中に下腹部痛を感じない人はとてもラッキーかも!それくらい多くの人が感じるトラブルといえるでしょう。生理中は子宮が強く収縮し、子宮内容物(はがれた子宮内膜)を押し出そうとします。
この時の子宮が収縮する力が強いほど、強い下腹部痛を感じるため、生理開始から2~3日ごろに一番下腹部痛が強くなる傾向があります。子宮内膜症がある人の場合、生理が始まる直前に痛みを感じることや生理以外の時にも慢性的な骨盤痛があったりします。
対処法
我慢せずに痛みどめのお薬を使うこと。痛み始める前に飲んでおくことが効果的であるといわれます。
ただし、生理が始まるころに肛門がひきつるような痛みがある、痛みどめを3日以上飲む必要がある、痛みどめを飲んでも効かない、仕事や学校に行くことが難しいほどの強い痛みがある場合は、子宮内膜症などの病気が隠れている可能性もあります。
まずは婦人科できちんと検査を受けて、必要であれば薬を処方してもらうことも考えましょう。
スポンサーリンク