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執筆:阿佐木ユウ(フリーライター)
歯の健康を守るために欠かせない歯ブラシ。
でも、誤った保管の仕方をすると、歯ブラシ自体が汚れや細菌だらけになり、病気の感染源になってしまう恐れもあるのをご存じでしょうか?
きれい好きの人でも、意外と気にかけていないポイントかもしれません。
えっ!便器の水より歯ブラシのほうが汚い?
私たちが毎日使っている歯ブラシには、いったどれくらいの細菌が付いているのでしょうか。
2009年に台湾の歯科医が行った調査によれば、3週間使用した歯ブラシには100万個以上の細菌が付着していることが判明。
これはバケツ9杯分の汚水に匹敵し、便器の水に含まれる細菌の数の実に80倍にのぼるレベルだったと言います(!)。
もちろん、それだけで歯ブラシが便器の水よりも危険とは言い切れません。
しかし、口腔内には存在しない大腸菌などの有害な細菌が付いている場合や、口の中に傷や炎症などがある場合は、歯ブラシが原因の感染症のリスクは否定できないでしょう。
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