(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
綿棒や耳かきで耳の中の汚れを取り出す耳掃除。耳掃除が好きな人は多く、なかには1日に1回以上掃除しなければ気が済まない人もいるようです。頻繁に耳掃除をしているにも関わらず、急に耳の中がかゆくてたまらなくなった経験はありませんか?いったいなぜかゆくなるのでしょうか?
間違った耳掃除の仕方をしている
いらないものと思われがちな耳垢ですが、耳垢には「殺菌作用」と「皮膚を保護する」という2つの役割があります。そのため、耳垢がなくなりすぎると耳のなかが危険にさらされた状態になってしまいます。耳かきの頻度は3か月に1回が適切です。
また、耳垢は自然に外に剥がれ落ちていくため、奥の方まで掃除をする必要はありません。綿棒や耳かきを奥までいれて掃除をすると、鼓膜を傷つけることになり、耳鳴りや難聴の原因になります。決して耳の奥までガリガリと掻きだしてはいけません。耳掃除は耳の中の手前1センチ程度にとどめておきましょう。
耳かきを毎日のようにしたり、間違った方法での耳かきを続けたりすると突然耳の中がかゆくなります。そして「かゆいから…」と、耳掃除をしてしまう負のスパイラルに陥るのです。
スポンサーリンク