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執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
現在、日本人の2人に1人は一生のうちに何らかの「がん」にかかるといわれています。
それほどまでに身近な病気である「がん」。
どんな病気でも、その病気にかかる人とかからない人がいますが、「がんにかかりやすい」という人はいるのでしょうか?
その特徴があるのか、みていきましょう。
「がん」ってどんな病気?
私たちの身体をつくっている細胞は、その1つ1つに細胞の設計図である遺伝子を持っています。
この遺伝子が何らかの原因によって傷つくと、異常な細胞となってしまいます。
この細胞が異常な状態になることを「がん化」といいます。
この異常な細胞は増殖していき、かたまりを作っていきます。そして、がん化した細胞は増え続けることで、周囲の正常な細胞を壊してしまいます。
また、増殖は周囲だけに留まらず、ほかの臓器に侵入したり、血液やリンパ液の流れに乗って転移し、全身に広がっていきます。
さらに、がん化した細胞は正常な細胞に必要な栄養まで奪い、身体を衰弱(すいじゃく)させていくのです。
では、がんにかかりやすい人に特徴はあるのでしょうか?
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