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執筆:桜 イクミ(管理栄養士・健康運動指導士・フードスペシャリスト)
医療監修:株式会社とらうべ
「プチ断食」というコトバ、聞いたことはありますでしょうか?
女性誌や広告などで、目にしたことはありますか方は多いかもしれません。
美容やダイエットへの関心が強い方は、プチ断食とはどういうものなのか、健康に害はないのかなど、気になっているのではないでしょうか。
今回は、プチ断食はどのような方法なのか、またカラダにはどのような影響があるのか、詳しく解説しようと思います。
プチ断食ってどんなもの?
プチ断食とは、1日だけ固形の食事を摂らずに飲み物だけを摂るという断食の方法で、「ファスティング」ともいわれています。
プチ断で固形の食事を摂らないのは1日だけですが、前日を準備日、翌日を回復日とするため、合計で3日間かけて行うことになります。
正しい方法で行わなければ体調不良やリバウンドにつながるため、注意が必要です。
プチ断食の正しい方法を以下に示します。
プチ断食1日目
・準備日
準備日のポイントは、夕食の量を通常の食事量の半分程度にすることです。
なお、朝食や昼食はいつもどおり摂取しても構いません。また、できるだけ水はこまめに補給することも必要です。
プチ断食2日目
・当日
2日目は、固形の食べ物は摂らずに飲み物から摂取します。
飲み物の種類は、酵素ドリンク、野菜ジュース、コールドプレスジュース、グリーンスムージー、野菜スープなどで、できるだけ栄養価が高いものを摂取します。
1食200kcalを目安に摂取するとよいといわれています。
飲み物といっても、果汁100%のジュースを除くジュースやコーヒー、アルコールは含みません。
プチ断食3日目
・回復日
ゆっくりと時間をかけて、固形物が食べられる身体に戻します。
朝食は消化の良い重湯やお粥などの回復食を摂取します。
プチ断食後すぐに通常の食事量に戻すのではなく、1日かけて徐々に通常の量に戻していきます。
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