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執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
健康診断を受診すると、後日結果が届きます。
あらためて考えると、結果の見方をきちんと教わったことはないように思うのですが…
皆さんはどのように健診結果を受けとめているのでしょうか。
今回は、健診結果のデータを見るポイントや、その後の健康維持に活用する方法などについてお話します。
健康診断を受診する理由
日本医師会では、健康診断とは「健康かどうか・病気の危険因子があるか否かを確かめること」と解説しています。
また、厚生労働省では、子どもから高齢者までが健康に生活できるように、法律に基づいたさまざまな健康診断が定められています。
そのうち、成人した大人が受ける健康診断には、「一般健康診断」や「特定健康診査」などがあります。
「一般健康診断」は、雇用主が労働者に対して実施しなければならないと法律で義務付けられている健康診断です。
「特定健康診査」は、「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」の予防と改善が目的で、心臓病や脳卒中など生活習慣病のリスクを調べ、リスクの高い人を抽出し的確に保健指導をするための健康診断です。
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