健康診断

Mocosuku(もこすく)
  • 健康診断

  • Mocosuku(もこすく)
医療資格者や専門家だけの記事を毎日配信

健康診断の重要性を再確認



“検診”とひと口にいっても男女の性差や年代によって おすすめの検診 は色々と変わってきます。ここでは、 おすすめの検診 について、簡単に解説します。

 おすすめの検診 :男性の場合



まずは、ぜひ受けてほしい検診についてです。

・30代前半:胃カメラまたは胃のバリウム検査、腹部エコー(肝臓) ・30代後半:安静時心電図、胃カメラまたは胃のバリウム検査、腹部エコー(肝臓) ・40代:安静時心電図、胸部単純X線撮影・喀痰細胞診、胃カメラまたは胃のバリウム検査、腹部エコー(肝臓)

このほか、30歳を過ぎたらリスクに応じて追加したいのは、肺がん・大腸がん・肝臓がん・心臓疾患に関係する検診です。30歳を過ぎたら消化器系のがん検診を、40歳を過ぎたら生活習慣病のリスク対策として検診を受けるとよいでしょう。

 おすすめの検診 :女性の場合



まずは、ぜひ受けてほしい検診についてです。

・20代:乳腺エコー、子宮頸部細胞診 ・30代前半:乳腺エコー、子宮頸部細胞診、胃カメラまたは胃のバリウム検査、腹部エコー(肝臓)、骨密度検査 ・30代後半:乳腺エコー、子宮頸部細胞診・経膣エコー、胃カメラまたは胃のバリウム検査、安静時心電図、腹部エコー(肝臓)、骨密度検査 ・40代:乳腺エコー・マンモグラフィ、子宮頸部細胞診・経膣エコー、胃カメラまたは胃のバリウム検査、胸部単純X線撮影・喀痰細胞診、安静時心電図、腹部エコー(肝臓)、骨密度検査

このように、年代を重ねるごとに おすすめの検診 は増えてきます。同じ30歳代でも前半に比べると後半は経膣エコーや安静時心電図などが増えています。これは、女性は35歳を境目として、身体の変調を来しやすいためです。また男性に比べると検診の数が多いことが分かりますが、これは女性特有の疾患、例えば乳がんや子宮がんなどは、35歳~40歳代で患者数が増えてくることを示しています。女性は色々と大変ですよね。 さらに、この他にも30歳を過ぎたらリスクに応じて追加したいのは、肺がん・肝臓がん・大腸がん・心臓疾患に関係する検診です。全てを受けるのは大変かもしれませんが、例えば1年おきに乳房と子宮の検診を交互に受けるとか、いっそのこと人間ドックで必要な検診を全て組み込んで受けるとか、方法は色々ありますよね。

 おすすめの検診 :「リスクに応じて追加」とは何か?



がんや心臓疾患・脳疾患に対するリスクをどれだけ持っているか、ということです。アナタはいくつ当てはまりますか? ・肺がん:喫煙者である、血縁者にがん患者がいる(いた)、慢性的に咳や痰・胸の痛みがある、粉じんなどを吸い込みやすい環境で働いている など ・肝臓がん:お酒をよく飲む、肝硬変を指摘されたことがある、B型・C型肝炎ウイルスに感染している など ・大腸がん:肉ばかり食べる(野菜を食べない)、食事が不規則、便秘がち、お腹が張る・おならが出る、血縁者にがん患者がいる(いた)、座っている時間が長い、肥満気味 など ・心臓疾患:時間に追われていつもイライラしている、喫煙者、肥満、脂っこいものが好き、高脂血症・糖尿病・高血圧などがある、運動不足、血縁者に心臓病歴がある人がいる(いた) など ・脳疾患:喫煙者、肥満・脂っこいものが好き、高脂血症・糖尿病・高血圧などがある、運動不足、不眠・睡眠不足、過労、職場や家庭にストレスを抱えている、いつも緊張している、血縁者に脳血管の病歴がある人がいる(いた) などです。

 おすすめの検診 :当てはまる項目はありましたか?



これらのほとんどは、遺伝的な要因もありますが、いわゆる“生活習慣病“を起こしやすい状態にあれば、誰でも当てはまるかもしれません。毎年いくつもがん検診を受ける必要はありませんが、自分のリスクが高そうだと思ったら、主治医と相談しながら進んで検診を受けてほしいと思います。 また、年齢が若くても、また、生活習慣病などがなくても心筋梗塞やがんになることはあります。自分のからだの状態に気を配り、体調の不良があれば検診の結果にかかわらず医療機関を受診することも大切です。

【健康診断】

検査が受けられないってホント? タトゥーとMRI検査 の関係性

「タトゥーを入れているとMRIが受けられない」という話が、まことしやかにささやかれていますが、  タトゥーとMRI検査 にはどのような関係があるのでしょうか? 近年、タトゥーを入れることへの敷居が下が...

2015/10/27 11:32掲載

黒木奈々さんの胃がんを見つけた「胃内視鏡検査」… 胃内視鏡検査とバリウム検査の違い は?

胃に関する検査として、 胃内視鏡検査とバリウム検査を思い浮かぶと思いますが、 胃内視鏡検査とバリウム検査の違い はどのようなところにあるのでしょうか? 2015年9月19日に胃がんのために亡くなったフ...

2015/09/21 18:32掲載

胃がん検診 は、バリウム検査と胃内視鏡検査のどっちを選ぶべき?

市区町村が行う胃がん検診が変わります。2015年7月30日、厚生労働省は「がん検診のあり方に関する検討会」を開き、 胃がん検診 で新たに内視鏡検査の追加を提言することを決めました。これにより、早ければ...

2015/07/31 16:40掲載

スポンサーリンク

健康と病気

先週よく読まれた記事

つった! 寝ていたら足がつるのはどうして?対処法は?

執筆:山村 真子(看護師・西東京糖尿病療養指導士) 夜寝ている時、突然足がつってしまい、激痛で目が覚めた! そんな経験をされた方、いらっしゃいませんか? 突然起こる足のつり。どうしてこのようなことが起...

汗っかき? 多汗症? 区別はどうつける?「多汗症」について

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 暑くもないし、とくに緊張もしていない、運動をしたわけでもないのに汗の量が多いと、「汗かき?それとも何かの病気?」と心配になりますよね。 ...

頭皮のニオイ、原因は3つ! 解消法はコチラ

執筆:Mocosuku編集部 監修:岡本良平(医師、東京医科歯科大学名誉教授) 満員電車やエレベーターなど人との距離が近いと、相手のニオイに気づいて、自分クサくないか不安になりませんか? とくにムシム...

働く人に増えている「適応障害」 原因となる3つのパターン

執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター) 医療監修:株式会社とらうべ 環境にうまくなじめないことから、落ち込んだり、意欲や自信を喪失したり、イライラして怒りっぽくなったり、体調面が悪くなったり、場合...

野菜、魚、肉。「干す」となにがどうかわる?

執筆:永吉 峰子(管理栄養士) 最近話題の「干し野菜」。 野菜以外にも干物など干した食材は私たちの身近な食材です。 しかし、干すことで一体どんな変化が起こっているのかはあまり知られていません。 そこで...

顔や目がピクピク、この痙攣(けいれん)はなに?

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 痙攣とは、自分の意志とは関係なく、筋肉が急に収縮する発作のことをいいます。 痙攣の原因はさまざまで、疲れなどによる一過性のものもあれば、...

虫刺され、真っ赤になったり腫れたりするのはどうして?

執筆:青井 梨花(助産師・看護師・タッチケアトレーナー) 医療監修:株式会社とらうべ 蚊などの虫に刺されたあと、刺されてすぐはプクッとふくれるものの、数時間もすればしたらすぐおさまる人がいる一方、刺さ...