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執筆:山本 ともよ(管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー)
医療監修:株式会社とらうべ
糖質は人が生きる上で欠かせない重要な栄養素ですが、摂り過ぎると身体に悪影響を及ぼします。
とりわけ糖質の代表格といえる砂糖には、アルコールや薬物と同様の依存性があり、知らず知らずのうちに過剰摂取につながりかねません。
糖質の依存とはどのような状態なのでしょうか。
まずは糖質を知ろう
体内に取り込まれた糖質は、おもに脳や身体を動かすためのエネルギー源として働きます。
つまり、糖質は生命を維持するのに必要不可欠な栄養素なのです。
私たちはふだん、日常の食事のなかで甘い物やでんぷんから糖質を摂っています。
砂糖は甘い物に含まれる代表的な糖質で、お菓子や清涼飲料水、パン、ジャムなどの原材料、また、さまざまな料理の調味料としても幅広く利用されています。
一方、でんぷんはご飯やパン、麺類など、主食となる食品に含まれる糖質です。
砂糖はでんぷんと比べて分子が小さいため、吸収されるまでの時間が短いのが特徴です。
ですから、素早くエネルギーを補給したい疲れたときなどに、身体が甘い物を欲する…という現象は理にかなっているのですね。
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