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執筆:磯野 梨江(管理栄養士)
医療監修:株式会社とらうべ
寒いうえ乾燥にも悩まされるこの時季、皆さんはどのような点に気をつけて健康管理をされていますか。
冬野菜には、免疫力向上やお肌や粘膜の保護、その他にも健康と美容によい栄養素がたっぷり入っています。
冬の健康増進のために、栄養士の視点から冬野菜の効能と活用法についてご説明します。
冬野菜の栄養と効能
四季がある日本では、古来より春夏秋冬それぞれの季節に食材が最も美味しくなる時期「旬」という考え方を大切にしてきました。
ご存知のとおり、野菜にも春野菜・夏野菜・秋野菜そして冬野菜があります。
今時期の冬に成熟する代表的な野菜といえば、大根・白菜・ほうれん草・ごぼうなどでしょう。
冬野菜には、免疫力向上や美肌効果などが期待できる、次のような栄養素が豊富に含まれています。
ビタミンC…免疫力向上、抗酸化作用、シミ・しわ予防、コラーゲンの生成を助ける
β‐カロテン…粘膜を保護し、病原菌の侵入をガードする
鉄分…血行をよくし、コラーゲンの生成を促す
ビタミンB2…皮膚や粘膜の保護、口内炎、肌荒れの防止
食物繊維…便秘改善で腸内環境が整うことによる免疫力向上、美肌効果
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