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10代の生理痛 :月経困難症の治療
月経困難症だった場合、最初は痛み止めなどの薬で治療することもあります。
症状の強さなどにより、ホルモン剤による治療が必要となることもあります。ホルモン剤に抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、服薬開始時の適切な問診・検査と定期的な診察を受けることにより安全に継続でき、生理痛を和らげる効果的な薬です。
現在の婦人科で処方されるホルモン剤には、以前に比べ低用量化が進んだ低用量エストロゲン・プロゲスチン配合剤や、また含有されているホルモンが1種類の薬剤(ジエノゲスト)などがあります。
10代の後半から20代にかけては、生活環境が大きく変わることが多く、クラブ活動などで大きな大会に出たり、受験などでストレスを感じたりすることが多い時期でもあります。
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その大事な時に生理痛で力が発揮できないのは無意味です。現在では、ホルモン剤を使用して大切な日に向けて生理をコントロールすることもできます。ただし、ほかの薬と同様に、副作用がまったくないわけではありません。
医師の説明をよく受け、自分にとってメリットがデメリットよりも大きいと判断し、また、副作用についての対処法を理解した上でホルモン剤を使っていうことも検討する価値は十分あるといえるでしょう。
<執筆・監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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