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執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター)
限局性恐怖症の症状 とはどのようなものでしょうか。
「高所恐怖症」や「閉所恐怖症」など、「○○恐怖症」という言葉は一般でもよく使われており、「○○が苦手」といった程度の感覚を指して使われることも多いですね。
しかし、実は「○○恐怖症」というのはれっきとした精神疾患名です。
現在は、さまざまな恐怖症をまとめて「限局性恐怖症」と呼び、「不安障害」のカテゴリーに分類しています。
今回は、この限局性恐怖症について説明していきましょう。
限局性恐怖症:日常生活に支障をきたすかどうか
限局性恐怖症の特徴は、他人にとっては何でもないものごとが、本人にとってはすごく怖いという点です。
子供の頃に感じた恐怖感が大人になっても残る場合と、たまたま経験した恐怖がきっかけで、それ以降に恐怖症になる場合とがあります。
恐怖症は、それを回避したり耐えたりするなどしてやり過ごせる場合は特に問題視する必要はないでしょう。
しかし、恐怖症の症状によって日常生活に支障をきたす場合は、治療によって症状を押さえながら、克服していくことを目差します。
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