(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
自分が楽な姿勢を見つける
ぎっくり腰の痛みは、当日から翌朝くらいにかけてピークに達します。寝返りが打てず、立ったり座ったりの動作でも激痛が走るので、日常生活にも支障が出ます。一度立ってしまえば、どうにか歩くことはできますが、無理はいけません。強い痛みが強く続くのは1〜3日程度で、その後は徐々に回復していきます。ぎっくり腰の治療の基本は「安静」です。病院で痛み止めやシップ剤などが処方されることもありますが、症状そのものの回復は自然治癒を待つしかありません。痛みが強い時は横向きに寝て背中を丸め、ヒザを曲げると比較的楽になります。それをベースにして、自分で楽になる体位や姿勢を見つるといいでしょう。痛い部位に手を当てておくのも有効です。誰か手を当ててくれる人がいるなら、お願いするといいでしょう。
動けるところから動かす
痛みが治まってきたら、次は動かせるところから動かしてみます。足首を前後や左右に動かしたり、回したりしても大丈夫なようであれば、ヒザを立てて左右に動かしてみましょう。それができたならば、次は赤ちゃんのハイハイの姿勢になります。そして実際にゆっくりとハイハイしてみましょう。ここで痛みが出るようならば、すぐ中止します。あとは様子を見ながら、座る→足を伸ばす→立つ→歩くといった具合に、徐々に普段の生活に戻っていくといいでしょう。ただし、無理をするとぎっくり腰が長引くだけなので、慎重に。
スポンサーリンク