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正常な生理(月経)とは?
正常月経の範囲は、次の通りで、この範囲を超えると異常が疑われます。
・月経周期:25~38日
・出血持続日数:3~7日
・経血量:20~140ml
・月経随伴症状:日常生活に支障のない軽度なもの
生理の量(経血量)、期間は、年代や個人によって差があり、正常範囲にも幅があります。また、実際の量を図ることは難しいですから、次のようなチェックを参考にしてください。
□ レバーのような血のかたまりが、コブシ大くらい出ることがある
□ 昼も夜用のナプキンでないと間に合わない
□ 昼用のナプキンで、1時間持たない
□ 夜寝るときには、夜用のナプキンでも1枚では足りない
正常な生理ではないとき
上のチェックが当てはまるときや、まるでトイレが「血の海」のような経血量の場合は、婦人科へ受診しましょう。過多月経という言葉は何となく知っていても、一般女性の30%程度は、実際に過多月経の人でもピンときていないのが実情です。
月経のさい、子宮内膜がはがれて、傷ができますが、出血している血液を止めるには、子宮の筋肉がギュッと収縮する必要があります。しかし、子宮内膜が厚かったり、子宮の内側にできものができたりしていると、出血は止まりません。
経血量が多くて、生理が8日以上続くときには、子宮筋腫や、子宮内膜症、子宮腺筋症など、子宮の病気が隠れている可能性があります。
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