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結婚してもしなくても、人は後悔する生き物
前編の冒頭でも触れましたが、90年代くらいまでは、結婚とは「して当たりまえ」のものでした。ですからメリット・デメリットを考えるなんていう風潮がそもそもなかったのです。
21世紀の今、結婚についてのメリット・デメリットが語られるようになったということは、つまり現代の私たちには「結婚する権利」も「結婚しなくてもいい権利」もどちらもあるということ。つまり両方を天秤にかけて、どちらか好きなほうを選んでいいわけです。
両方を選べないのはなんとも歯がゆいところですが、いちばん大切なのは、自分が自分らしく生きられる道を、自分で責任持って選ぶこと。結婚してもしなくてもどっちみち後悔のない人生なんてありえないのですから、せめてその後悔を誰かのせいにしなくてすむ人間でありたいものです。
【参考資料】
*1)「私たちがプロポーズされないのには101の理由があってだな」(ジェーン・スー著)
<執筆者プロフィール>
鳥越 みほ(とりごえ・みほ)
フリーエディター/ライター。早稲田大学卒業後、総合出版社を経て独立。恋愛・結婚や美容など、女性のライフスタイルについての原稿を数多く執筆
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