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性同一性障害 (トランスジェンダー)であることを告白した元オリンピックの金メダリスト、ブルース・ジェンナー(ケイトリン・ジェンナー)さんが、女性の姿で米国『ヴァニティ・フェア』誌の表紙を飾るなど世間の注目を集めています。
twitterにおいてアカウント開設から1時間でフォロワーが100万人を超えるなど、ジェンナーさんはいまや「時の人」といった感じですが、ここで注目したいのが「トランスジェンダー」という定義。
日本では「性同一性障害」と訳されることも多いトランスジェンダーですが、その意味するところには若干の違いがあるのです。
性同一性障害 :日本における「性同一性障害」の定義とは?
厚生労働省のホームページによれば、性同一性障害とは「生物学的性別と、性別に対する自己意識あるいは自己認知が一致しない状態」。
これをわかりやすくいってしまえば、「カラダの性」と「ココロの性」が一致していない、ということになります。
また、性同一性障害に対して「診断」「症状」「治療」という言葉が使用されていることから判断すると、日本においてはこうした状態を「心の病」の一種のようにとらえる傾向が強いようにも感じます。
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