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執筆:斉藤 雅幸(Mocosuku編集部)
スズメバチ による被害で毎年約30名の方が命を失っています。危険なスズメバチから身を守るには、その生態についての基本的な知識が必要です。
ご一緒に詳しく見ていきましょう。
働きバチが羽化する6月中旬
スズメバチは花の蜜や花粉を集めるミツバチ類とは異なり、毛虫や青虫、小さな昆虫を捕まえる狩りバチ類です。4月下旬から5月下旬にかけて冬眠から覚めた女王バチは、最初1匹で巣作りと子育てを始めます。
6月ごろになると働きバチが羽化を始め、ハチの数が急激に増えていきます。
最初は徳利をひっくり返したような形をしていた巣が、この頃から球状になり、7月頃にソフトボール大、8月から9月にかけてバスケットボール大まで成長します。10月以降は女王バチが交尾と越冬の準備に入り、働きバチも減っていきます。
6月は巣の形が徳利型から球状へと変わり、働きバチが活発に動き出す時期です。その後、新女王バチが生まれ、働きバチが過敏になる9月中旬ごろが最も危険とされています。
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