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急性心不全とは?
肺から血液を吸い上げる心臓のポンプとしての働きが急に低下して、全身の血液の流れが滞ってしまう状態(うっ血)をいいます。肺に血液が溜まり、酸素交換が低下してしまい、呼吸困難となり、適切な治療をしないと、死に至ります。
心臓喘息ともよばれ、ゼーゼーと咳き込む症状が起こります。肺うっ血のために気管支が圧迫されることが原因で、喘息と似た症状が起こります。
急性心不全の原因は?
最も多い原因として、あげられるのは、急性心筋梗塞などの虚血性心疾患です。他には、心臓弁膜症、高血圧性心疾患、拡張型心筋症、先天性心疾患、などがあります。
急性心筋梗塞では、突然に発症することが多いのですが、その他として、慢性の心不全状態が続いて、それが急速に悪化して急性心不全を起こすことがあります。それには、誘因として、風邪などの感染症、不整脈、肉体的・精神的ストレス、過剰な飲水・飲食などがあります。
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