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こんなシーンでも…
軽いエコノミー症候群の症状は、片足のむくみや痛みからはじまります。なかにはひざ裏が腫れて痛みを感じ、手足に軽いしびれを感じる人も。エコノミークラス症候群は、飛行機だけでなく「足の運動不足」「水分不足」が共通している状態なら十分に起こり得るものです。
長時間の運転
飛行機内に限らず、バスや車に長時間乗ることもエコノミークラス症候群の原因になります。特に眠気覚ましに飲むコーヒーには、利尿作用があるためエコノミークラス症候群を促進してしまう可能性もあります。タクシー運転手やトラックドライバーといった職種の人は要注意。サービスエリアやパーキングエリアでこまめに休憩をとるようにしましょう。
デスクワーク
また、デスクワーク仕事の人も注意が必要です。特に深夜まで残業があり、姿勢を変えないままでいる人はこまめに席を立ち、軽く屈伸運動をするように心がけましょう。少しでも足を動かすことで、エコノミークラス症候群のリスクを軽減させることができます。
ゲームのしすぎ
最近ではゲームのしすぎによりエコノミークラス症候群に陥ってしまうケースも海外で発見されています。これは、ゲームに熱中するあまり寝食を忘れてしまうことが原因です。ひどい場合は呼吸困難を起こし、死に至る恐れも。7~8時間でも十分に起こり得るのでよく気を付けましょう。
エコノミー症候群の危険性
エコノミークラス症候群を事前に予防するためには「こまめに水分補給をすること」そして「足を曲げ伸ばす運動をすること」、このふたつが大切です。1時間ごとに水分を補給しましょう。脱水の原因となるアルコールやコーヒーは飲みすぎないように注意が必要です。
また、座っている状態でもできるかかとの上下運動や腿上げ運動、足の曲げ伸ばしといった運動も大切。脚を組むと血行が悪くなるので、控えてくださいね。
監修:岡本良平(医師)
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