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日焼け止めを賢く選ぶ
日焼け止めには、「SPF」というシミやソバカス、皮膚がんの原因になる紫外線B波を防ぐ効果のあるものと、「PA」というシワやタルミの原因となる紫外線A波を防ぐ効果の二つの指標があります。
数値が大きいほど大量の紫外線に耐えられるのですが、自分に合った日焼け止めを、状況に応じてこまめに塗ることが大切です。
日焼け止めの成分には「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」があります。後者は合成物質が多く、アレルギーや炎症を引き起こす可能性があるため、最近では「紫外線吸収剤無配合」をうたった製品も増えています。
子供のころの日焼けは、大人になってからシミやシワをできやすくするので、デリケートな肌の子供用日焼け止めもいろいろ選べる時代になりました。
体の中から日焼け対策
日焼け止めは「ベタつく」「塗りなおすのが面倒」だからと、「日傘、帽子、サングラス、アームカバーや手袋」など全身黒尽くめで防御している方も見かけます。ですが、これではおしゃれを楽しめません。
またプールや海で泳げば、日焼け止めは流れてしまいます。水に流れにくく長時間の持続性があるウォータープルーフタイプの日焼け止めもあります。しかしそれ以上に身近な食品で、体の中から紫外線に強くなれるのです。
リコピンを豊富に含むトマトや赤い果物(グレープフルーツやスイカ)。βカロチンが豊富なサツマイモや、さらに各種ビタミンも摂れるブロッコリーなど緑の野菜。ビタミンEが豊富なアーモンドもお勧めです。
これらの栄養素は酸化防止の効果があるので、日焼け止めとアンチエイジングの一石二鳥です。
さあ、今日から毎日の食卓に取り入れてみませんか?
[参考]
http://www.lifehacker.jp/2013/07/130723sunscreen.html
監修:樋口二三男(医学博士、整形外科医、とらうべ顧問産業医)
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