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 タフなメンタル ：本能では…ムダな競争でエネルギーを消費したくない

 

私たちのメンタルエネルギーは基本的に一つです。
 
それは生存と生殖のためのエネルギーです。
これは男性も女性も、あらゆる生物に共通した心の仕組みです。精神分析で有名なS.フロイトはこれを「リビドー」と呼びました。

 

人の場合は社会のなかで生存・生殖をするのでより有利な社会的な地位を求め、財産や名誉を欲するようにリビドーを進化させました。
アドラー心理学で有名なA.アドラーはこれを「権力への意志」と呼んでいます。

 

人は社会の中でより有利な生存と生殖をめぐって競争をしているわけですが、自分が不利になったと思うとメンタルエネルギーを低下させます。
これは無駄な競争で疲弊しないようにするためと、不利なところをライバルに攻められないように隠れるためです。
 
 

 タフなメンタル ：「デキる男」が勝ち続けるワケ

 

しかし、ひとたび「自分が有利だ」と確信すると、ここぞとばかりにリビドーを開放します。
解放されたリビドーはもっと成功を、もっと名誉を、もっと恋愛を…と人としての生存と生殖に向けられます。
 
ストッパーのかかりにくい性格の場合、その勢いは留まるところを知りません。
こうして、出来る男性ほどメンタルタフネスになり、成功にも異性にも積極的になれるのです。
 
 

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