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万が一の感電、指断裂の応急処置はこうだ
感電が起こった場合は、一刻も早く感電源から救い出すことが第一です。しかし、慌てて助けようとすると救助者も感電してしまうことがあるため、落ち着いて行動しましょう。素手で電源や感電した人に触れることは危険なため、電源を通さない厚いゴム手袋や乾いた木の棒を使って、体に接触している電源を遠ざけることが必要です。
また、地面が濡れている場合や浅い水場では、ゴムの長靴を着用しましょう。
もしも指の切断が起こった時、切断後、数時間で傷口の状態によっては再接続が可能な場合もあります。傷口には清潔なガーゼをあて、その上から包帯を強めに巻いて、圧迫止血をします。切断された指はガーゼでくるみ、ビニール袋などで密封した上で、氷水入りの容器などに入れて、事故にあった人と一緒に医療機関に搬送することが望ましいと言えます。その際、指を洗浄後、生理食塩水につけて持参するとなおよいです。
感電やけど 、身の回りでも要注意!
感電の危険性は身近なところにも潜んでいます。たとえば、幼い子どもが延長コードを誤って噛んだり、しゃぶったりすると、口や唇にやけどを負うことがあります。また、水中での事故の例があるように、体が水で濡れると電気が通りやすくなるため、手足が濡れた状態でコンセントや電気器具に触れることは危険です。
予防策としてはコンセントや電気コードを含め、電気器具類を使用上の説明通り、安全に使うこと。幼い子どものいる家庭では、特に注意しましょう。また、電気を逃がす「アース」を、洗濯機、冷蔵庫など湿気の多いところで使う器具には正しく取り付けておくことも大切です。
もしも感電が起きた場合は、安全に注意した上で電源を遠ざけることが第一です。
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