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知っておきたいやけどの初期対応
皮膚にやけどを負った場合は、流水で10分以上、痛みが消えるまでやけどした場所を冷やしましょう。赤くなったり、水ぶくれになっている範囲が手のひらよりも大きければ、その日のうちに医療機関の受診をしてください。
やけどが広範囲に及んでいたり、白く変色している場合は、ただちに救急車を呼ぶ必要があります。
また、強い電流による感電では、意識を失ったり心臓が止まってしまうことも少なくありません。その場合も救急要請をしながら、気道の確保や心臓マッサージといった適切な応急処置を行う必要があります。
このような重大事故を予防するために、日頃から電気器具の使用には注意を払いましょう。
執筆者:井上 愛子(看護師)
監修:坂本 忍(医学博士 公認スポーツドクター(日本オリンピック委員会強化スタッフ))
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