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脳震盪の危険性 を確認しておきましょう。お笑いコンビ「たんぽぽ」の白鳥久美子さん(33)が、フジテレビの放送番組「FNS27時間テレビ2015」のなかで、バンジージャンプに挑戦していましたが、ドクターストップがかかり断念する結果となりました。相方の川村エミコさん(35)によると、バンジージャンプに10回連続でとんでいる途中、具合が悪くなり、脳震盪と診断されたそうです。
バンジージャンプに限らず、バイクの事故やスポーツなどでも起こりやすい「脳震盪」。いったいどのような症状があり、どんな危険性が含まれているのでしょうか?
日常にひそむ「脳震盪」とは
脳震盪は、頭部や顎付近に衝撃を受けたことにより、意識を失ったりめまいやふらつきを起こしたりする症状のことを言います。脳震盪には次のような症状が見られます。
・めまいやふらつきがある
・ものが二重にぼやけて見える
・頭痛
・記憶喪失
・吐き気や嘔吐がある
基本的には短期的な症状とされており、記憶が飛ぶケースも多いのが特徴です。まれに、数日間から数週間にわたって頭痛やめまいなどに悩まされることもあります。よく、運動をしていて転倒した人に対して「軽い脳震盪だ」と診断されることがありますが、放っておくと危険です。脳震盪は大きく次のような3段階のレベルに分けることができます。
・経度…意識を失うことはなく、めまいや嘔吐で身体が動かせない
・中度…意識を失って2分以内に目覚める
・重度…意識を失って2分以上経っている
経度の脳震盪であっても、脳がダメージを負っていることには変わりません。続けて脳震盪を起こすようなことがあれば非常に危険です。
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